中学の頃BUCK-TICKにドハマりする。

メジャーデビューが決まりHURRY UP MODEは売切れてた頃。

バンド系を聞くようになりたまには普段聞かないバンドも聞いてみようと金のない中学生はレンタルCD屋さん愛用。たまたま手に取ったのが【地獄より愛をこめて】。ジャケットのインパクトにそっと棚に戻した。隣にあった THE OUTER MISSION をこれならダイジョブかもと、良くわからん理由で連れて帰りWINNER!で堕ちる😈

高校生になり同級生となんちゃってコピバンしたりライブ行ったり当時のインディーズV系を漁りにライブハウス通ったりしてやっぱりとにかく金欠💸

逆さになっても金も時間も足りない高校生はメインの推しであるBUCK-TICKツアーに行くのとその諸々を買い集めるのが精一杯で、残ったなけなしのバイト代で大教典を買ったり買えないものは取り敢えずレンタルしたりしていた。

BUCK-TICKを追えていたと言えるのは狂った太陽ツアーまで位。その他のバンドや諸々全てから縁遠くなるのは受験や進学、就職で音楽に触れる時間も気力も失ったから。

音楽は細々と既に持っているCDをたまに聞くだけになった頃聖飢魔IIの解散がある。解散ミサには勿論行きたかったが、他のバンドをメインに追っていた自分などが…というより「今はほとんど何も追えていない自分などが、本気の人達の機会を奪ってまでチケットを取りに行くのはダメだ」とその時真剣にそう考え、指を咥えて行ってみたい気持ちを抑え解散の情報を雑誌やTVなどで何とも言えない気持ちを抱えながら見ていた。信者さん達の心境を思うといたたまれず今でも当時の行動はそれで良かったのだと思っている。真剣にB-T追ってたときに解散なんてあったらどうなってたかなんて考えるだけで心胆寒からしめたから。一人でも多くの信者さん達にきっと何より重要な日をその心身に刻んできてほしかったのは本当。でもでも現役の聖飢魔IIを生で見たかったあぁぁぁあぁ_(꒪ཀ꒪」∠)_

その後時が物凄く流れ、聖飢魔IIの再集結を知ったのはたしか25周年。長官のお姿を拝見できなくなってからだったが当時はそんなことも知らなかった。

大人になってまた日常に音が入り込む余地ができて、イマドキの音楽なども聞いたけどハマることはなく、昔好きだった色々を聞いたときに再堕ちしたのが聖飢魔IIだった。あれだけ大好きだったBUCK-TICKの今の音は遠くに感じてしまった。相変わらず凄いカッコいいけどね！

子が産まれ、35周年位までやってくれたら子供と一緒に行けるかなぁなどと妄想していた夢がこの秋叶うことになり計り知れない嬉しさに今ちょっとオカシクナッテルところ。

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