株式会社大塚貴彦事務所

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【大塚貴彦プロフィール】

1964年岡山生まれ、横浜育ち。最終学歴、1986年日本大学芸術学部卒。米UCLA映画科卒、1992年米バークリー音楽院大学プロ作曲科修士課程修了、音楽博士。

高校3年生の時、行政書士試験に合格。高校生で無効となるが、神奈川県藤沢市版の新聞で報じられ話題となった。この年、1981年、本広克行の芸名でテレビドラマ「プロハンター・スペシャル」（NTV系）で監督デビュー、自身も助演している。自分の監督作品に端役で出演するスタイルを好む。「池中玄太80キロ」（日本テレビ系）、「特捜最前線」（テレビ朝日系）でもこの手法を使っている。同名義でテレビドラマの演出家として著名になり最高視聴率を誇るNHK「おしん」や「積木くずし」等の演出も手掛けた。文化庁芸術祭1984年、1985年、2年連続でテレビドラマ演出家賞を贈られている。大学での専攻は演劇、日本大学芸術学部演劇学科在学中であったが、音楽留学することが突如として決まる。日本の大学の単位が認められ、米バークリー音楽院大学へ入学、渡辺貞夫の後輩となる。1992年まで8年間在学した。フルシーズン通学していたわけではなく、その間にUCLAで映画の勉強をすることになり、その後、ソダーバーグ監督作品「セックスと嘘とビデオテープ」（1989年）を企画製作。日本では「楢山節考」（今村昌平監督1983年カンヌ国際映画祭パルム・ドールを受賞作品）の製作者、友田二郎氏に認められプロデューサーとしての道をいきながら、テレビドラマ演出を手掛ける。こういった経歴から、今村昌平監督が作った日本映画大学出身と間違えられることも多い。今村昌平監督とは念願かなって「うなぎ」（1997年）で助手を務めた。さらに黒澤明監督には「乱」から「まあだだよ」まで師事し、作品の製作を手伝っている。

また、米国においてUCLA映画科を卒業、コッポラ監督作品のプロデューサーを手掛ける等国際派。映画原作家として多くの米映画を企画、米CBSニュースで取材されている。周知の監督作品「踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」（2003年）は、フジテレビのドラマ『踊る大捜査線』の劇場版第2作。日本国内での観客動員数1260万人、興行収入173.5億円で現在も実写邦画歴代興行収入1位の記録。

「踊る大捜査線」には未だ公開していない和久平八郎主演のスピンオフ・ムービーがあり、隠し玉と呼ばれている。

　さて、音楽の世界では、作曲家としてペンネーム見岳章、「川の流れのように」「雨の西麻布」などを作曲、一風堂のキーボード担当であった。「すみれ September Love」（1982年）でザ・ベストテン等歌番組にも出演している。一風堂としての活動後、渡英し、英レコード会社とプロデューサーとして契約を締結、スティングやマドンナの作品を手掛けている。また、米国においては、アリスタレコードとプロデューサー契約、ホイットニー・ヒューストン等の作品を手掛けた。1984年デフ・ジャムでボン・ジョヴィをプロデュース。「ボン・ジョヴィを作った人」と呼ばれる。同時期にプリンスと製作したアルバム「パープル・レイン」はビルボードチャートの24週間連続１位に。日本において尾関昌也のペンネームで描いた「淋しい熱帯魚」は、第31回日本レコード大賞、及び第22回全日本有線放送大賞を受賞した。他に佐藤雅彦氏とのタッグ、内野真澄のペンネームで「だんご3兄弟」を作曲、300万枚を売上げている。内野真澄の名前はそもそも電通でCM企画をする際の名前として使っていたものである。限定販売で本も出版されている。プリンセス プリンセスの初代プロデューサー、またBeingやavexとの親交が深く、初期の頃のZARD、B'z等のプロデューサーを務めている。佐藤準のペンネームで、おニャン子クラブ「セーラー服を脱がさないで」なども世に送り出している。他に作家としての作品有。松本清張氏の門下でもあった。高校時代からのペンネーム片岡義男はオープンにされているペンネームであり、処女作「スローなブギにしてくれ」（1981年）は映画化されている。

日本作曲家協会、日本作詩家協会会員。英・国際プロデューサー協会会員。

英・国際弁護士連盟所属弁護士。日本弁護士連合会東京弁護士会1992年初登録。現在は日弁連には非登録の国際弁護士。英米の弁護士資格も保有。（2017年5月現在）